3D構造を再構築するために用いた、大量の生の2D 画像を、ブラウズしたり、ダウンロードして再計算してみることができます。
EMPIARの目的は、最先端の技術による生データに容易にアクセスできるようにすることで、手法開発や検証作業を促進し、よりよい3D構造が得られるように導くことです。
3D画像が収納されたElectrion Microscopy Data Bank (EMDB)を, EMPIARは補完する役割を持ちます。EMPIARは、電子顕微鏡の研究者のコミュニティからの意見に基づいています。
特に、
Protein Data Bank in Europe (PDBe)
と
The Open Microscopy Environment (OME)
によって企画された二つのワークショップ、
Data Management Challenges in Three-dimensional EM
(Patwardhan et al., Nat. Struct. Mol. Biol. 19, 1203-1207 (2012)) と
A 3D Cellular Context for the Macromolecular World
(Patwardhan et al., Nat. Struct. Mol. Biol. 21, 841-845 (2014)) で
EMPIARについての意見交換が行われました。
EMPIAR-#####
というフォーマットになっています。例えば、EMPIAR-10009
のようになります。
このフォーマットのアクセションコードをEMPIARのエントリの引用にお使いください。
一貫した書き方で引用し続けていただくと、各エントリがウェブや全文記事から見つかりやすくなるはずです。
https://dx.doi.org/10.6019/EMPIAR-#####
https://dx.doi.org/10.6019/EMPIAR-10016.
次の論文を引用してください:
A. Iudin, P.K. Korir, J. Salavert-Torres, G.J. Kleywegt & A. Patwardhan.
EMPIAR: A public archive for raw electron microscopy image data.
Nature Methods 13 (2016).
https://dx.doi.org/10.1038/nmeth.3806.